シャツとパンツ姿が基本

私は50代後半の建築士です。デザイン関係の仕事なので、ファッションにも関心があります。30代中頃イタリアで2年間暮らしたことがあり、ヨーロッパのおしゃれな男性も観察する機会がありました。現在は「The Sartorialist」というファッション関係のブログを毎日チェックしています。これはニューヨーク在住のファッションカメラマン スコット・シューマンが運営しているサイトで世界中の多数の人がアクセスしている有名なサイトです。

大切なのは体型と姿勢

コーディネートそれらの見聞から、私が男のおしゃれに一番大切だと思っていることは、体型と姿勢です。何を着ても体型と姿勢が悪ければ様になりませんし、反対に体型と姿勢さえよければ何を着ても似合います。たとえばプロ野球選手やサッカーのJリーグの選手たちは、ユニフォーム姿はもちろんですが、スーツも良く似合っています。

それは鍛えられた筋肉質の体型といい姿勢をしているからです。したがって一般の男性もおしゃれに着こなすことを目的にするのであれば、着こなしの細かいテクニックを学ぶ前に自分の体型と姿勢をきちんとしたものにすることの方がより重要です。

重要なサイズ感

次に重要なのはサイズです。体型と姿勢がきちんとすれば、ピッタリとしたサイズの服を着ることができます。一般に日本人男性はスーツなどピッタリしたサイズではなく、一つか二つ大きなサイズの服を着ています。体型より大きな服を着ると絶対におしゃれに見えません。イタリア男性などピッタリとしたサイズを身に着けています。

シャツとパンツでわかるお洒落レベル

おしゃれの基本の姿はシャツとパンツ姿だと思います。スーツ姿の時は、上着で包み隠しているので、おしゃれな人かどうかすぐにはわかりませんが、上着を脱いでシャツとパンツ姿になった時その人のおしゃれに対する感覚が分かります。シャツとパンツのバランス、シャツのシルエット、パンツのシルエット・裾の長さ、ベルトの素材や幅やバックルのデザイン、靴の形と素材、このような要素によって、その人の印象がきまります。まずシャツで大事なのは襟元です。襟元が首元にぴったりとはりつくように立っているシャツを着るとシャープな印象を受けます。大体の人は襟が寝ていて、首周りに隙間ができています。これでは精悍な感じになりません。パンツはラインが真直ぐに通っていることが第一です。膝が出たパンツはどんなにデザインが良くても様になりません。それからウエストとヒップがきちんと合っていること。最近のパンツはノープリーツで細身ですが、中年以降の男性はプリーツありの普通サイズが似合います。

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